えりもDAYS〜祭りの血が騒ぐ〜
広尾から長い長い黄金道路のトンネルを抜け、岬に行くか行かないかの分かれ道にあった居酒屋『夢花』
その日は寒く、泊まろうとしていた宿が臨時休業だった為、バス停で寝ようとしていた。
とりあえず、あったかいものが食いたい…
ラーメンを注文して、若い店長と話していると。
「うち、泊まって来なよ!酒飲める?おごるから旅の話聞かせて」と。
…えぇ!?
たくさん話した。次の日になるまで。良い事も悪い事も人生いつ何が起こるかわからないんだと深く実感した夜。気づけばそこには、すし桶としゃもじ。
トントコトントコ。
カラオケに合わせてすし桶を叩く自分。
あー、和太鼓やってて良かった。みんな楽しんでくれてた!
次の朝は頭痛かったなぁ(笑)
特にラーメンにこだわっているお店。えりも町庶野に行く際はぜひ!
次の日。
岬に着いて泊まったのは老舗のユースホステル『民宿仙庭』
ここは、面白いおばちゃんがやっているという事で紹介してもらった。
そりゃあ行くしかないっしょ!!
多い時で200人の旅人が宿泊していたとか!?すごい…。
とにかく明るく笑顔が絶えない素敵な方。ギター弾けないのにオリジナルソングを幾つか持っていて、弾き語りしてしまう(笑)
そんなおかあさんにみんな会いに行く。
ここ民宿仙庭は来年で卒業。その前にみんな行こう!!
帰りはあまりの強風じゃなければ大漁旗を振ってくれるんだ。
http://erimo.biz←民宿仙庭HP
ところで、どうしてえりもに何日もいたのか。
…ウニ祭りの為さ!!(どーん!)
枝幸のカニ祭りに引き続き、えりものウニ祭り。そりゃあ美味いもん食っとかないと!
祭りの血が騒ぐ…
1時間半も前に着いたのにこの行列。ウニをゲットするには整理券が必須。
ようやくゲット!今年は殻付きウニ8個で1000円…安っっっ!
宿に戻り、早速ウニ丼だドン!(←苦笑)
出刃包丁でじゃり。ぱっかーん。
どーん!
丼!うますぎた。ごちそうさま!
こっからが悲惨だったんだ。
距離的にどうしてももう1日えりもだった為にバス停に寝るんだけど、ここまでの道のりが険し過ぎて、何回バスかヒッチしようと思ったか。たった13kmなのに!
その日は晴天だけど暴風で、時々通り雨。アップダウンの激しい坂道。
まともに歩けないんだよ(笑)
風でミラーも電柱もゆらゆら、ゆらゆら。もう、笑うしかない!死ぬかと思ったね(笑)
時間はあったからえりも町の郷土資料館に寄ったら、やっていたのは地域おこし協力隊の男性。愛知出身で割と近い所(笑)
話は弾み閉館時間に。一旦温泉入って…はぁ〜。
そんなこんなで入った居酒屋。というか、ジジババのカラオケバー?!
ワンコインでたらふく食わせてもらって、最後に1曲歌っていけと、お姉さん方からの押しに負け歌うことに。
…岬めぐりしかないっしょや!
その後、今日にかけて帰ってくるものが多く、歌って良かったと思う今日この頃。
(ただの酔っ払いにしか見えないのが残念。これはママがこういう風に…ね!?ってか画質悪っ!落としすぎたか)